2021.10.14
岩手大学理工学部生命コースの冨田浩史教授らの研究グループは、本日、「2014年に開発した光受容タンパク質(mVChR1)の立体構造からコンピューターシミュレーションにより光感度に関わるアミノ酸を予測し、新たに光に対する感度の高い光受容タンパク質(ComV1)を創出することに成功した」と発表いたしました。
この研究成果は、2021年10月14日、Nature Publishing Groupか゛発行する再生医療学分野の学術誌「npj Regenerative Medicine」に掲載されました。
同研究グループの発表によりますと、高感度光受容タンパク質(ComV1)を用いることで、高輝度で映像を提示する特殊なデバイス等を利用することなく、室内光レベルでも裸眼で有用な視機能が得られると予想され、また、一般に市販されているウェアラブル機器・スマートグラス等の映像提示デバイスと独自の色信号制御・ソフトウェア技術(JIG-SAWとの共同研究)との融合により、極めて高いレベルの、新たな視覚再建治療となる可能性があるとのことです。
岩手大学発表資料
https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2021/10/004396.html
JIG-SAWが進めているソフトウェアによる視覚再生プロジェクト「NEW VISION」
https://www.newvision-prj.com/
JIG-SAW株式会社について
※最適自動制御・運用技術「オペレーションテクノロジー(OT)」をベースにした全産業の自動化、分散化、シェアリング化のためのA&Aサービスを展開
※OS技術を軸としたソフトウェア技術と組込み、超高速通信、信号制御を軸にしたハードウェア技術の保有並びに基盤技術の再生医療及び画像制御分野等への応用
会社概要
JIG-SAW株式会社 https://www.jig-saw.com/ |
東京本社/東京都千代田区大手町1丁目9番2号 |
コントロールセンター/ 札幌2拠点(N83 & N44)、北米1拠点(TCC) |
米国法人/ サンフランシスコ |
カナダ法人/ トロント |