ソフトウェアによる
視覚再生プロジェクト
NEW.VISIONプロジェクトは壊れた視細胞機能をソフトウェア制御にて代替することで、失明した方の視覚を回復することを目指しています。大きなチャレンジではありますが、決して実現できない未来ではありません。ソフトウェア技術の応用と進化によってすでに具体的な臨床を目指す段階に来ているのです。この取り組みがより早く失明した方の目に光を取り戻し、目の前の光景が見えるように、全力で取り組んでまいります。
ソフトウェアによる
視覚再生プロジェクト
NEW.VISIONプロジェクトは壊れた視細胞機能をソフトウェア制御にて代替することで、失明した方の視覚を回復することを目指しています。大きなチャレンジではありますが、決して実現できない未来ではありません。ソフトウェア技術の応用と進化によってすでに具体的な臨床を目指す段階に来ているのです。この取り組みがより早く失明した方の目に光を取り戻し、目の前の光景が見えるように、全力で取り組んでまいります。
2023.03.01 NEWS
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2022.10.18 NEWS
2022.09.28 NEWS
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本プロジェクトは、失明した方が本プロジェクトが開発するグラス「NEW-VISIONグラス」(ソフトウェアデータ信号によるダイレクトな視細胞制御する特殊な機能をもつグラス)を装着するだけで、目の前の光景やヒトの表情や文字の読み書きが確実にできることを具体的に目指しています。これは、遺伝子治療とあわせ、NEW-VISIONグラスに内蔵された ソフトウェアによって創出された信号データ制御により、失明者の視覚をグラスを装着するだけで回復させる(見えるようにする)もので、「光を失った方、あるいは何も見えなくなった方が、グラスを装着するだけで見えるようになる(視覚を回復する)」ことを具体的に実現していく、世界で初めて実証段階に入ったプロジェクトです。 このプロジェクトでは全ての色や光景を視認できる(みえるようにする)ことを具体的に目指しています。現在(2017年2月)はラットでの実験を終え、前臨床の段階で研究・開発・実験中です。また将来的には利用される方の利便性を最重要視しておりますので、グラスの形状自体がコンタクトレンズ型に進化していく可能性もあります。
今後のプロジェクトの状況や取り組みにつきましては、関連する様々な情報も含めまして、可能な範囲で随時情報を発信していきます。これは世の中の失明者に光を取り戻す具体的な大きな取り組みの第一歩でもあり、かつソフトウェアの力が単にシステムの制御だけではなく、細胞や生物をターゲットとして実用化に大きく向かう一つの取り組みだと考え取り組んでまいります。
NEW-VISIONの最初の対象になるのは、眼の一番深いところで 光を感じることができる細胞である「視細胞」が壊れる病気(網膜色素変性症)です。遺伝子治療薬の注入により眼の中の脳に直接つながっている細胞(神経節細胞)に光を受け取る能力を与えて視力の回復を高め、ソフトウェア制御(見える画像信号の特殊制御)による視神経細胞制御によって信号を脳に送り、視覚の再生レベルを確実なものにします。装着するグラスカメラで捉える眼の前の映像をソフトウェアで最適なデータに変換し、ダイレクトに神経節細胞に伝達し、実際の脳で認識させることになります。※元来、ヒトは眼でモノを見ているのではなく、目に映る映像を脳が認識しています(脳が見ています)。
この技術は「全ての視覚・映像は信号データである」という基礎技術の常識をベースに、冨田研究室の冨田教授や菅野准教授などを中心に、本来の眼の機能の中で壊れてしまった一部の機能 (視細胞)をソフトウェア制御に置き換えてモノを見るというこの手法は、既に論理的に証明されており、ラット実験においても視覚が回復していることが実証されているものです。
MESSAGE 01
冨田 浩史 教授(医学博士)
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MESSAGE 02
菅野 江里子(生命科学博士)
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