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JIG-SAW、再生医療分野におけるソフトウェアによる細胞制御技術がイギリス、フランス、ドイツ、スイス、フィンランドの5か国において特許登録手続完了

2022.09.28


JIG-SAWは、国際出願中のNEW VISION技術(ソフトウェアによる細胞制御)に関する特許について、欧州特許庁(European Patent Office)から特許査定(Communication under Rule 71(3) EPC)を得たのを受け、下記5か国を対象に移行手続を行い、今月、同5か国において特許が成立いたしました。

発明の名称
Head Mounted Type Video Presenting Device Including Visible Light Wavelength Converting Unit
欧州出願番号
17 885 321.4-1208
国際出願日
2017年12月20日

【移行対象国】
イギリス、フランス、ドイツ、スイス、フィンランド

この取り組みは、特定の網膜疾患において失明した方々に対して、独自のアルゴリズムを用いた波長変換ソフトウェアによる細胞に対する色信号制御によって視覚再生の実現を目的とし、失明した方の視覚を回復することを目指す画期的かつ先進的な取り組みです。
最初の対象疾患として、網膜色素変性症(※1)等を対象とし、遺伝子治療薬の臨床試験と併せて当該技術の臨床研究を進めてまいります。
当社の取り組みは、この技術と遺伝子治療薬との組み合わせにより、目の前の光景やヒトの表情の認識、文字の読み書きが確実にできることを目指しています。

この取り組みに関する詳しい情報については、当社NEW-VISIONサイトをご確認下さい。
https://www.newvision-prj.com/

今後も、全く新しいカタチの再生医療の取り組みとして多くの人々に貢献すべく、引き続きグローバルでの特許登録と実用化に向けての取り組みを進めてまいります。

※1 網膜色素変性症:
遺伝子異変に起因する網膜変性疾患で、主な症状としては進行性夜盲や視野狭窄、視力低下などが挙げられ、やがて色覚の喪失や失明に至る病気

JIG-SAW株式会社について

    • IoTデータコントロールサービス
    • 独自アルゴリズムによる全自動IoT・クラウドデータ制御・センサーコネクトサービス
    • 最先端チップ、モジュール開発及び各種通信制御、次世代リアルタイムOSの研究開発

      ※最適自動制御・運用技術「オペレーションテクノロジー(OT)」をベースにした全産業の自動化、分散化、シェアリング化のためのA&Aサービスを展開
      ※OS技術を軸としたソフトウェア技術と組込み、超高速通信、信号制御を軸にしたハードウェア技術を保有並びに基盤技術の再生医療及び画像制御分野等への応用

会社概要

JIG-SAW株式会社
https://www.jig-saw.com/
東京本社/東京都千代田区大手町1丁目9番2号
コントロールセンター/ 札幌2拠点(N83 & N44)、北米1拠点(TCC)
米国法人/ サンフランシスコ、サンノゼ
カナダ法人/ トロント